7/28 (木) トークセッション “国産エレクトロニック・ミュージックの現在地” Kontacto

7/28 (木) トークセッション “国産エレクトロニック・ミュージックの現在地”

コンテンツ自体のクオリティはもちろん、人脈やアイディア、知識と経験、タイミングや発信方法、バランス感覚。創り出した音楽を広く世界に拡めていくために必要な要素はいろいろとある。
海外のレーベルから作品をリリースするということもひとつの有効な手段だ。

 

ドイツの人気テクノ・レーベル<コンパクト>唯一の日本人アーティストとしても知られ、先日はデリック・メイ主宰のレーベル<トランスマット>からアルバム『MULTIVERSE』をリリースするという快挙を成し遂げたばかりのHIROSHI WATANABE aka KAITOと、国内レーベルからこれまでアルバムを2枚リリース、先日<コンパクト>のKXシリーズから新作EP「Transient EP」を発表したばかりのlycoriscoris。世界に作品を発信したばかりの2人に話を聞くのは、音楽評論家の原雅明。

昨年故レイ・ハラカミのオリジナルアルバムと企画盤、計8タイトルを自身のレーベル<rings>から再発、先日原氏のテキストが「A Guide to Rei Harakami」としてRed Bull Music Academyのサイトで英訳掲載された際には、日本の音楽批評が日本の外へ向かうことの重要性に触れた。

 

海外を意識し、開かれた視点を持つことは海外へアプローチする際には重要だが、その逆のスタンスで創り出す音楽は日本ならではのコンテンツとして時に強度を持つかもしれない。サウンド、批評するテキスト、アートワーク、ライフワークなど、様々な角度から国産エレクトロニック・ミュージックの今にリアルに迫り、音楽周辺のカルチャーを含めて、世界へ発信出来るコンテンツの在り方や可能性について考察する。

 

“国産エレクトロニック・ミュージックの現在地 – 海外へアプローチし、世界へコンテンツを発信するために – “
HIROSHI WATANABE aka KAITO / lycoriscoris
司会: 原 雅明
日程: 2016年7月28日(木) OPEN19:00 / START19:30 *終了21:30予定
会場: KONTACTO EAST STUDIO
料金: 1,500円
チケット申し込み >> PassMarket 
定員: 20名 *申込先着順で定員に達し次第、締め切らせていただきます。
MORE INFO pinewaves公式サイト

 

この記事を共有する:

Facebook