7/24(木)ZERO COMMUNE vol.3 ― 焼酎と音のテロワール
高輪ゲートウェイでの焼酎と音のイベントです!
ZERO COMMUNE vol.3 ― 焼酎と音のテロワール
2025年7月24日(木)
OPEN17:00 START19:00 CLOSE 23:00
@ ZERO SITE(高輪ゲートウェイ)
●スペシャル限定チケット前売り ¥2,500 (ドリンクチケット3枚+ペアリングフード付き)
チケットはこちら
●当日エントランス¥1,500
“HIGH-STAINABLE”
それは、ただ「続ける」だけじゃなく、土地や人の個性を活かしながら、未来につなげていくこと。
地域で育まれた技術や感性を、いまの時代にどう活かせるか。
焼酎を通して、そんな未来のヒントを探ります。
ZERO COMMUNE VOL.3のテーマは、「焼酎と音のテロワール」。
メインコンテンツは、著名な6つの蔵元の焼酎造り手たちとのインタビューセッション。
食と風土のカルチャー誌『RiCE』の稲田浩編集長が、“焼酎”というローカルメディアを通じて、
風土が育む素材と技術、土地に根ざした手仕事と人の知恵をひもといていきます。
サウンドを手がけるのは、自然を記録する耳を持つフィールドレコーディングの名手、Yosi Horikawa氏。
会場の音響システム「DANLEY SOUND LABS」を使ってイマーシブ音響を構築し、空間そのものを音でデザインします。
そして後半には、造り手と来場者がいっしょに楽しめる「兎と寅」の”Drink Me, Shochu!”。
フードスタイリスト・アベクミコさんのタイ料理にて、ハーブやスパイスの香りが、焼酎と交わる新しいペアリング体験も。
焼酎をこよなく愛するDJ MOODMANが、会場にグルーヴを添えてくれます。
焼酎を、味だけでなく、音・人・風景とともに体験する夜。ぜひご参加ください。
▷出演:
- 稲田浩(RiCE 編集長)
- MOODMAN(DJ)
▷イマーシブ音響演出:
- Yosi Horikawa(サウンドクリエーター)
▷参加蔵元:すき酒造(宮崎)・天盃酒造(福岡)・富田酒造場(奄美大島)・中村酒造場(鹿児島)・西平酒造(奄美大島)・渡邊酒造場(宮崎)
▷フード:
- アベクミコ(タイ料理人)
▷主催:ZERO-SITE Takanawa Gateway /JR東日本
▷協力: 兎と寅/EMiU
▷企画制作:KONTACTO EAST
稲田浩(RiCE 編集長)
「RiCE」「RiCE.press」編集長。ライスプレス代表。
ロッキング・オンでの勤続10年を経て、2004年ファッションカルチャー誌「EYESCREAM」を創刊。2016年4月、12周年記念号をもって「EYESCREAM」編集長を退任、ライスプレス株式会社を設立。同年10月にフードカルチャー誌「RiCE」を創刊。2018年1月よりウェブメディア「RiCE.press」をロンチ。
MOODMAN(DJ)
東京都生まれ。ムード音楽育ち。80年代末からほぼ毎週末どこかのクラブでDJをしている。高橋透氏、宇川直宏氏とタッグを組んだをはじめ、数多くのパーティや音楽フェスでレジデントを経験。記念すべき第一回目のDJをつとめた<DOMMUNE>ではレギュラー番組「MOODOMMUNE」を不定期配信。23年、リカルド・ヴィラロボス氏に招聘され、perlon、Playhouse、Rebert Johnson主催の<New Kids On Acid>に出演。24年末にはベルリン<WATERGATE>のクロージングパーティに抜擢。レコードとボードゲームとポストカードが好き。ときどき釣り。神保町のディープリスニングスペース<肆>の音響設計を担当。
環境音や日常音などを録音・編集し楽曲を構築するサウンド・クリエイター。
これまでの作品、2012年『Wandering』、2013年『Vapor』、2019年『Spaces』それぞれ、Time Out、The Japan Times、The Guardianなど、多数媒体でのBest Album of the yearに選出される。 リリースの度にワールドツアーを行い、Glastonbury、Sonar、Mutek、Ozoraをはじめとする多数の世界的大型フェスティバルに出演。また自身の音楽制作過程を追った、ドキュメンタリームービー『Layered Memories』(2016年)が話題となった。2024年には仏 Le Mans, CTTMにあるヨーロッパ最大の無響室にて日本人初のライブ、1759年創設の英 Kew Gardensの為に会場音楽を制作、渋谷のSound & Bar〈HOWL〉のサウンドシステム設計・製作を手がけるなど、また幅広く活動している。
すき酒造(宮崎)・代表取締役 兒玉昇
当蔵は創業が明治43年の蔵元です。芋焼酎を主に、麦焼酎や珍しい栗焼酎を製造しております。焼酎造りのプロフェッショナル「黒瀬杜氏集団」の技を受け継いだ職人による、丁寧で手間暇をかけた焼酎造りが特徴です。更に一世紀の刻を越えた和甕と、九州山脈の伏流水でじっくりと醸した焼酎を販売しております。
天盃酒造(福岡)・五代目 専務取締役 多田匠
「世界に誇れる蒸溜酒づくり」を掲げ、明治 31 年に創業。「クラフト焼酎」を通じて、お客さまの「体験」を提案する蔵元です。
日本で初めて大麦 100%の焼酎を造った蔵元としても知られており、独創的な醸造・蒸溜技 術はもちろん、福岡県・佐賀県産の「二条大麦」だけを使用、一切の薬品加工などは行わない完全無添加の焼酎づくりを行っています。通常、焼酎は蒸留回数が1回のところ、天盃で はウイスキーやブランデー同様、常圧で2回蒸溜。
文化継承の担い手として業界でも前例のない挑戦を続け、蒸溜酒の更なる可能性を追い求めています。
富田酒造場(奄美大島)・代表取締役社長 富田 真行
鹿児島県奄美大島名瀬の繁華街、屋仁川通りからほど近い、蘭館山の麓に佇む富田酒造場。
奄美がまだアメリカ軍統治下、日本復帰を果たす前の1951年に創業。今日に至るまで、蔵付きの酵母菌潜む32個の大甕を使い、この地で全量かめ仕込みによる焼酎造りを行ってきました。造りの特性上、製造量は限られていますが、『あるがまま』の思いを大事に、その時代に出来うる最善を尽くしながら黒糖焼酎を造りお届けして参ります。
中村酒造場(鹿児島)・六代目杜氏 中村慎弥
鹿児島県霧島市にて創業1888年より続く芋焼酎蔵。昔ながらの手造り製法を基に自然回帰的な考えと手仕事をもって新しい挑戦を続ける。
西平酒造(奄美大島)・代表取締役 西平せれな
創業98年。鹿児島県の奄美大島で黒糖焼酎を製造する酒蔵。「音楽を創るように醸し、奏でるように発信する」をテーマに、代表、杜氏を筆頭に音楽家で造っています。進化を怠らず、気候や菌の変化を受け入れ、常に「今」しかできないベストアルバムをつくりたい。歴史ある銘柄「加那」「SANGO」のアップデートはもちろん、6種類のジャンルの音楽を聴かせて熟成させた「Sonic Aging」、奄美のハーブを使用した「AME」シリーズなど、新たなチャレンジを通して、焼酎という日本文化の発展と発信につとめています。
渡邊酒造場(宮﨑)・代表取締役 渡邊幸一朗
渡邊酒造場は私たち兄弟を中心に原料となる農作物を栽培しながら焼酎を醸す小さな蔵です。蔵の周囲に住み着く微生物や気候の力を借りながら「風土で醸す」お酒。それが私たち兄弟で醸す「旭萬年」です。